顕れしメダリオン

 

冬コミc87での頒布バージョンですが、「アーツ」カード上にあるべき「討伐可能ランク」がミスプリントで抜け落ちてしまっています。
初期&[I]アーツは★(ランク1)を討伐対象に、
[II]アーツは★★(ランク2)を討伐対象にします。
「斧のアーツ」のみ、自他の討伐可能ランクを+★する効果があるため、実質(★★/★★★)となります。

まことに申し訳ありません。

正しい印刷状態では、テキスト欄に★表示があります。

正しい印刷状態では、テキスト欄に★表示があります。

 

 
昨年の冬コミc85バージョンを元に、そぎ落としを行い、シェイプアップを進めたのが今回の冬コミc87バージョンとなります。
今後リリースを予定してる完成版との違いは、

  • 2人プレイ専用(英雄カードや個人デッキが2人分)
  • 自家印刷製、カード切り離し方式
  • プレイヤーマーカーやメダリオン等、一部コンポーネントが仮、または未封入(ゲームで未使用)

<ゲーム概要>

英雄3世代にわたる変形デッキ構築ゲーム。
テーマはギリシャ神話における「ギガントマキア(GIGANTOMAHIA・巨人戦争)」。
大女神ガイアの予言≒呪いにより、オリンポスの神々には巨人族を討ち倒すことが出来ず、敗北は決定づけられていた。
この運命を覆すべく、神々は神秘のメダリオンを作り出し、神の血を引く人間、すなわち後の英雄たちに授けた。
力尽きるたび、英雄たちは鍛えぬいた技と経験、知恵の全てをメダリオンに託し、後の世代に引き継いでいった。
いつの日か復活する巨人の王を倒し、この戦争に勝利するために。

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:60分程度
  • カード104枚1+プレイヤーマーカー2枚+マニュアル
  • 頒布予価:1,000円(β版お持ちの方は500円)

<ゲームシステム>
プレイヤーの手札となる「メダリオンデッキ」は初期7枚からスタートします。
このデッキが尽きると世代交代となり、「メダリオン」は新たな英雄に引き継がれ、シャッフルされた山札から再スタート&ゲーム継続します。
英雄には「ギフト」と呼ばれる特殊能力があり、世代交代前(先代・先々代)のギフトも引き続き利用でき、また、コストを支払って強化できます。

デッキが3度尽きる=3人の英雄の生涯が終わると(そのプレイヤーは)ゲーム終了です。
ギリシャ全土に押し寄せる巨人兵団を屠り、土地や民衆をどれだけ守れたかで「王権(神々の後継者)」を与えられる者が決まります。

<メダリオン=デッキ>
英雄たちに力を与えるメダリオンは、同時に英雄たちの命運をも決定づけます。
プレイヤーはメダリオンの意志となり、英雄を導き、継承者者を選び、受け継がれる力を研ぎ澄ませていきます。

デッキは共通の初期3種7枚からスタートし、
毎ラウンド、手札5枚から3枚のアクションを選ぶことで手番が進みます。
手札を補充しても次ラウンドに3枚プレイできない時点で世代交代します。
メダリオンデッキに含まれるカードは次の3種です。

      アーツ:巨人を討伐し、戦績として手元の3列に振り分けます(勝利点/小の獲得)。
      足跡:ギリシャ全土を旅し、より多くの戦場にて巨人兵団に苦しめられる民衆を救います(プレイ解決順=先手決め、ボーナス勝利点/大の開放)。
      修練:己の、そしてメダリオンの神秘の力を開放します(ギフトレベルの上昇、サプライからスキル獲得し新たな手札に)。

「足跡」は並んだ土地カードの上のプレイヤーマーカーを進めますが、
重要な先手確保(プレイの優先解決権)、
勝敗を大きく左右する土地勝利点ボーナス解禁、
の2目的があります(訪れていない土地のボーナスは条件を達成しても得られない)。

「アーツ」は基礎勝利点となる巨人カードの獲得です。
巨人カード単体にも僅かな勝利点がありますが、土地勝利点ボーナスを得るには定められた巨人カードの組合せを作る必要があります。
なお、巨人には強さのランクがあるので、アーツのグレードアップを怠ると後半になるにつれ強固になる巨人を倒すことは出来ません。

「修練」はデッキを強化すべく、サプライからスキル(新しいカード)を獲得します。
サプライはラウンドごとスライドし、無料ゾーンであればそのままプレイするだけで獲得できますが、有料ゾーンでは「修練」をデッキから除外しないと獲得できません。
獲得したスキルは一度手札に入り、次手番以降プレイされた後に初期カードと同じようにデッキを巡ります。

欲しいスキルはサプライを流れていき、無料有料先手もあるので獲得タイミングは常に悩むこととなるでしょう。

 
ゲーム進行を有利にし、大きな勝利点を得るため、まずは「足跡」からプレイするのか、
「アーツ」で堅実に欲しい巨人カードをコレクションしていくのか、
メダリオンデッキ増強、英雄のギフト強化など、プレイ効率化のため、「修練」するのか、
5枚の手札が登場する運と、場の状況を読んで、3枚のアクションプロットを決めていくゲームとなります!

 
<巨人兵団>
場に3×3で巨人カードサプライが置かれます。
倒せなかった巨人は後列へと戻り、
また、空き位置を埋めるように山札からはより強力な巨人が送り込まれ、前列へと侵攻してきます。

討伐した巨人は手元に3列まで並べて保持できます。
それぞれ土地の条件に合うようにコレクションすると、ボーナスとして土地カードごと大きな勝利点を獲得できます。

<土地>
世代交代時、6枚の土地カードが並べられます。
足跡をプレイして一番右からステップを進めることができます。
より左に居るプレイヤーが先手を取り、
自分がいる位置より手前の土地に記載された条件を満たせば、土地カードと共に勝利点ボーナスを得られます。

<英雄とギフト>
ゲーム開始時にドラフトにより3枚の英雄カードを選びます。
メダリオンの継承者として、どの順で登場させるかはプレイヤー次第となります。

メダリオンデッキの3種カードが、プレイ(解決)して終わりの単体アクションなら、
英雄が持つ「ギフト」はアクションを強化するなど常に恩恵を得られる補助効果です。
英雄は3代まで登場するので、各々のギフトは3つまで重ねられます。
また、「修練」をその英雄の下に入れることで(事実上のデッキ除外)、ギフト効果を高めることも可能です。

 

  1. 当初90枚と記載していましたが、初期手札14枚が抜けておりました。
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