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	<title>トリスの落書き  |  たゆたう。</title>
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	<description>さあ、物語を紡ごう。</description>
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		<title>day 32</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/366</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 25 Dec 2011 14:01:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリスの落書き]]></category>
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					<description><![CDATA[この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。 物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。<br />
物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程度にお楽しみいただければ幸いです。</p>
<p>・老医師の日誌（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/23">day 1</a> ～ day 7）<br />
・トリスの落書き（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348">day 29</a> ～ day 35）</p>
<p>　<br />
<span id="more-366"></span></p>
<p>　<br />
&#8212;&#8211;</p>
<blockquote><p>サム　たんけん　たのしいね。<br />
いちばんうえの　へりぽと　たかいたかい。　きんきゅう　って　なになに。</p>
<p>かくへき　すごいの。おおきなかべ　ぎーっって　ごーって　うごくの。<br />
いやな人たち　はいれないの。　パパは　ちゃんと　はいれるよね。</p>
<p>あっちもこっちも　こうじ。　ゆか　なかったよ。　ふわふわすべりだい。<br />
もういっかい　おねがいしたけど　うえにはいけないの。<br />
また　こんど　だね　サム。</p>
<p>すべすべ　つるつる　だいほーる。<br />
お片付け　もうちょっと。　かけっこ　もうちょっと。</p>
<p>ゴホゴホする。　ママとかえろね　サム。</p></blockquote>
<p>&#8212;&#8211;<br />
そもそも彼女は子供が好きではなかった。<br />
隣でうれしそうに手をつないでいる「娘」は夫の連れ子ではあるが、それは大した問題ではない。<br />
むしろ、生む気の無かった彼女にはちょうどよかったのかもしれない。<br />
生まれつきの疾患持ち、それにあの汚らしい犬。手がかかって仕方ない。</p>
<p>夫は診療所に薬を取りに行ったまま戻らない。街は「奴ら」に覆いつくされたし、ここはもう船上、絶望的だ。<br />
…いや、夫は救助隊に救われたのではないか？街に残っていれば夫と一緒に助かったのではないか？そんな考えが頭から離れずイライラしていた。</p>
<p>だけど今は違う。</p>
<p>少し希望が出てきた。</p>
<p>最初は胡散臭い話かと思ったが、このとおり娘は元気になった。<br />
だったら、話を信じてもいいのではないか？<br />
夫には申し訳なく思うが、自分とこの子二人だけでやっていけるはずがない。<br />
誰だってこうした。当然のことだと思う。この子もそのほうが幸せだろう。</p>
<p>少なくともこの船は安全だ。<br />
「奴ら」は居ないし、乗り込めないように改造されていると聞いた。いざとなれば隔壁で区画を遮断して隔離できるらしい。<br />
その時が来ればヘリポートに行けばいい。その後のことも約束してくれた。</p>
<p>「ママーっ、はやくー帰ろー」<br />
いつの間にか立ち止まっていた。つないだ手を引いて自分を呼ぶ「娘」を見て、彼女は微笑んだ。</p>
<p>　</p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>day 31</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/361</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 24 Dec 2011 10:55:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリスの落書き]]></category>
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					<description><![CDATA[この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。 物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。<br />
物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程度にお楽しみいただければ幸いです。</p>
<p>・老医師の日誌（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/23">day 1</a> ～ day 7）<br />
・トリスの落書き（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348">day 29</a> ～ day 35）</p>
<p>　<br />
<span id="more-361"></span></p>
<p>　<br />
&#8212;&#8211;</p>
<blockquote><p>まだよる　サムに　お顔なめられて起きる。<br />
ママがタオルで　おはな　ふいてくれる　スッキリ。<br />
汗たくさん　ママ　くろねこさんのタオル　捨てちゃった。<br />
お熱さがった！　あのひと　けーなれい　おどろく。<br />
ママごきげん　トリスにこにこ　サムわんわん　お昼に少しおさんぽ！</p>
<p>おどうぐ見て　サムがワンワン！　めずらしい？<br />
ふたりて行っちゃう　トリスはしれないよ。</p>
<p>帰ってきたの　おでかけカバン　見せたげる。<br />
きらきら　おどうぐ　パパとトリスのたからもの。</p></blockquote>
<p>&#8212;&#8211;<br />
「この狭い通路で何してんの？」<br />
「何って…」<br />
ビルことウィリアムは目の前を走り去っていくチャーリーに問いかける。遅れて犬が通りすぎる。</p>
<p>「チャーリーはたまに変なのにモテるよな。」<br />
いつもの癖で鞄をかけ直そうとして、右肩と左脇の荷物を思い出す。整理した荷物を必要なところに届けるのが彼の今の仕事だった。<br />
「まあ、今までの宅配業と変わらないけどね。」<br />
独り言は、街中一人で届けて歩くウィリアムの癖である。</p>
<p>「これ、アリスさんからです。…ええ、配線のって言ってました。」<br />
最後の荷物を渡し、一度船倉へ戻ろうか、カフェの整理を手伝うか思案しているとチャーリーがやってきた。<br />
「おい、でかいの、何しに来た。」<br />
「やあ、ビル。<br />
　そこの通信室の整理と修理手伝ってくれって頼まれてね」<br />
先ほどウィリアムが荷物を届けた部屋をスパナで示す。<br />
「あの犬、よく吠えるよな…飼い主に似たのか。」<br />
「なんだろうね、犬の嫌いな匂いでもしたのかな？」<br />
ウィリアムはニカッと笑うチャーリーに何故か危機感を募らせる。</p>
<p>「犬はともかく、あの子とは仲良しになったよ。これのおかげで、」<br />
腰に下げた道具袋を見せる。<br />
「…お父さんの大切なものらしいけど、使い込まれたツールキット見せて貰っちゃった。<br />
　うん、元気になってよかったよ。」</p>
<p>「ま、せいぜいその子と仲良しになってくれ。俺はカフェの手伝い頼まれてるから行くわ。」<br />
歩き始めたウィリアムを見送って部屋に入りかけたチャーリーだったが、再び顔を出す。<br />
「あ、おーい！<br />
　ノームさんが下で待ってると言ってたぞ～」<br />
「聞こえない、知らない。やらなきゃいけないことがあるんだよ！」</p>
<p>　</p>
<p>　</p>
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		<title>day 30</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/352</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 23 Dec 2011 12:38:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリスの落書き]]></category>
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					<description><![CDATA[この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。 物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。<br />
物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程度にお楽しみいただければ幸いです。</p>
<p>・老医師の日誌（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/23">day 1</a> ～ day 7）<br />
・トリスの落書き（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348">day 29</a> ～ day 35）</p>
<p>　<br />
<span id="more-352"></span></p>
<p>　<br />
&#8212;&#8211;</p>
<blockquote><p>すごく　あつい。</p>
<p>サムは　ママにひっぱって　あっちにいる。<br />
パパが　くれた　おどうぐ　ひとつだけ　もってる。<br />
つめたくて　きらきらしてて　だいすき。</p>
<p>ママは　おこってる。トリスが　わるいこだって。<br />
きょうも　あのひと　きてる。ママとお話ししてる。<br />
「やくそく」<br />
いいこに　してたら　パパ　くれよん　また　かってくれるかな？<br />
あかいのが　いいな。</p>
<p>サムが　ほえてる。おこられちゃうから　もう　おかたづけ。</p>
<p>あれ？　なんだか　いい　におい？</p></blockquote>
<p>&#8212;&#8211;<br />
「おかえり、セリーナ。どうだった？」<br />
「あー、チャーリー。んとね、母親にすごい剣幕で怒られたー。最悪ーっ。<br />
　トリスがすごい喜んでくれたからいいんだけどさー。」<br />
「サラさんも大変みたいだね。」<br />
「サラの診療所に通ってた子なんだよねー？<br />
　そのせいか分からないんだけど嫌われてるみたいねー。」<br />
「元気になるといいね。」<br />
「大丈夫！セリーナちゃん特製チーズリゾットは風邪なんか一発なんだからっ。<br />
　…今日のはとびっきりの効き目があるのよねー。」<br />
「そ、そうだね。」<br />
「セリーナ、手を動かせよ。」</p>
<p>相槌を打ちながらも手馴れた様子で荷物を運ぶチャーリーに対し、<br />
セリーナもテキパキと片付けるが、話し始めるとつい手が止まってしまう。<br />
片手を吊ったマスターの指摘はごもっともな話だ。</p>
<p>そうこうしながらも、さすがに二日目ともなれば、在庫の整理はずいぶんと進んだ。</p>
<p>カフェを出てあてがわれた船室に帰ろうとするチャーリーに声がかけられる。<br />
「ん…チャーリー。<br />
　ありがとね。これ後で食べてねー。それじゃ、また明日っ！」<br />
振り返るチャーリーの眼前に突き出される小さいけど温かい包み。微かにチーズの匂いがする。<br />
受け取ると同時に、彼女の元気の良さそのままにカフェの扉は閉じられてしまう。<br />
「closed．」<br />
大男に似つかわしい包を大事そうに抱え、カフェを後にした。</p>
<p>「セリーナ、閉めるぞ。」<br />
「はいぃっ！？」<br />
ゴソゴソとカウンター奥で作業していたセリーナの手元が滑ったのか、小さな破砕音がしてガラスが飛散る。<br />
「あっ、あっ！…す、すぐ片付けて行きますーっ。」<br />
「おう、待ってるぞ。」</p>
<p>「失敗したなあー。」<br />
手早く片付けると、焼却行きの袋に詰めて持ち上げた。</p>
<p>　</p>
<p>　</p>
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		<title>day 29</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 22 Dec 2011 11:26:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリスの落書き]]></category>
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										<content:encoded><![CDATA[<p>この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。<br />
物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程度にお楽しみいただければ幸いです。</p>
<p>・老医師の日誌（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/23">day 1</a> ～ day 7）<br />
・トリスの落書き（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348">day 29</a> ～ day 35）</p>
<p>　<br />
<span id="more-348"></span></p>
<p>　<br />
&#8212;&#8211;</p>
<blockquote>
<p>きのうは　たいへん　です。</p>
<p>トリスね　今　おふねに　のってるの。<br />
ママが　お熱　ひいたら　たんけんしていいって。<br />
きょうは　おとなしく　パパがくれたご本で　お絵かきしてなさいって。<br />
パパは　たいせつにしなさい　って言うの。</p>
<p>パパは　お薬もらいに　きのう　おいしゃさん　行った。<br />
きのうも　きょうも　おちゅうしゃしたのに　なんだかさむいの。<br />
でも　サムが　くっついてくるので　おふとん　あたたかい。</p>
<p>パパが　帰ってきたら　みんなで　どこに行こう。<br />
しかたないから　サムも　つれてってあげる　とくべつだよ。</p>
</blockquote>
<p>&#8212;&#8211;</p>
<p>親子にあてがわれた船室から看護師が出てくる。<br />
あちこち補強され、雑多に物が運び込まれた船内は歩きにくそうだ。<br />
清潔そうに見える看護服もよく見れば裾がほつれていたが、人々に向ける優しい笑顔は健在だった。</p>
<p>「なあ、サラちゃん、あの子悪いのかい？」<br />
「あら、ノームさん。<br />
　…とても珍しい病気なので。先生に処方していただいた薬はあるのですが、<br />
　今朝から熱が出てきたらしくて。」<br />
「かわいそうに。<br />
　どうもあの母親は気に入らねえな…あの子、父親の連れ子なんだろ？」<br />
「それぞれ事情はありますし…でも、できるだけ力になってあげたいですね。」</p>
<p>二人はしばらく黙りこむ。</p>
<p>「そういや、今朝方のあの光はなんだったんだろうな？」<br />
「街…よりは北の方、シティ近くの工場で爆発でもあったんでしょうかね？」<br />
「ま、考えても仕方ねえか…セリーナお嬢は元気かい？」<br />
「ええ、妹ならカフェの整理してると思います。昨日慌てて運び込んだ食料がそのままですし。」<br />
「そのうちまた一杯やれるのかな、へへへ」<br />
「お酒ばっかりじゃ…ダメ…ですよ？」<br />
「さて、仕事仕事…発電機見てくる途中だったわ」</p>
<p>挨拶がわりに手に持ったハンマーを振りながら去っていく。</p>
<p>「本当、かわいそうに…」</p>
<p>一人残ったサラはつぶやく。船内は薄暗く、ややうつむいたその表情はうかがえない。</p>
<p>　</p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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