DeadRunning正式版

ゲームボードに今回の「街」が完成 商品
広げたボードをつなげて、「施設」と呼ばれる7つの活動ポイントを設定します。

 

■今後の頒布予定について(2018/3/2更新)■

  • 外箱の欠品について
    :少数のみ仮箱にて頒布します。値引き(100円)されています。
  • HOTD拡張について
    :追加キャラクターカードに「旧版向け」差し替えカードセットが付属したほうです(現在頒布中の新板は差し替え済み、不要)。

開始準備について(PNG版)
(11/26)シナリオカード追記、一部表記を修正

DRセットアップシート2(PDF)

(11/26)一部表現を改め、シナリオカードについて追記しました。


 

「パンデミック/Pandemic」や「キャメロットを覆う影/Shadows over Camelot」「アーカム・ホラー/Arkham Horror」に代表される協力ゲームです。
「ゾンビもの」ですのでその手の映画や各種ゲームなどご存知の方は「ニヤリ」とする内容かもしれません。
ベータ版から正式版になり「B級ホラー」「死亡フラグ」ネタはかなり減りましたが、「ここは任せてもらおう」「冗談じゃない、俺は1人で行くぜ」など「やったらフラグ確定」なのは相変わらずです。

ゾンビはあっさり倒すことが出来ますが、銃を乱射しモップでなぎ払っても次々と押し寄せます。
生き残るにはプレイヤー全員で力を合わせる必要があります。

プレイヤーはB級シチュエーションなプレイ目標である「クエスト」を様々な方法で7つ突破し、裏側で進行する誰かの思惑である「シナリオ」完結前に脱出を試みます。
シナリオ完結以外にも、ゾンビの襲撃やアクシデントで上昇する感染度が28を超えたり、マップ全域がゾンビで埋め尽くされるとプレイヤー側の敗北となります。

また、1マップしかなかったベータ版とは異なり、正式版ではA面マップ:街からの脱出、B面マップ:船旅の2つのシチュエーションシナリオがプレイできます。

どちらのマップも遊ぶたびに「街/客船」の構造が変化し、また、強力な固有スキルを持つキャラクター7名の組み合わせにより、状況ごとの難易度や攻略方法も変化します。
ゾンビとの戦闘を重視したHOTDルール登場に伴い、強力なHOTD武器も追加されています。

DeadRunning正式版:封入物

Aquaria初のゲームボードは、A3二つ折り×2枚で完成する巨大なA2サイズ、リバーシブル仕様。

ゲームボード:A面マップ

7つのポイントに配置される「施設」カードにより、遊ぶ度に街の構造が変わります。

ゲームボード:B面マップ

A面マップ「街」は長辺をつなげたマップでしたが、B面マップ「船旅」では短辺をつなげて横長の「客船」マップになっています。

コンポーネントの中で文句なく最大のゲームボード1
A4を広げてA3、それを2枚つなげて一枚のボードに。しかも表裏リバーシブルで全く違う構造の2つのマップで遊べます。

毎回、マップ上の7箇所あるポイントにランダムに施設を配置するため、前回は楽だったことが今回は困難になることも多く、状況を見て・仲間と相談して・どう攻めるか、判断力が問われます。
・・・協力ゲームでワイワイガヤガヤと相談するのって一番楽しいところじゃないでしょうか?

キャラクターカード(裏面はDRカード)

7人のキャラクターが封入されています。DRカードは一度限りの特殊切り札としてスタート時に1枚ずつ配布されます。

手番に一度だけ使える強力なスキルを持つ7人の主人公たち。
相性もあるのでそのあたり考えて方針をたてるのも(まあ)重要ですが、それ以前に
 「ここは任せてもらおう」
なんて見せ場があると思いますので、是非B級ホラーなヒーローを楽しんでほしいです。

キャラクターの特性についてはこちらの記事でも少し書いていますのでご参考に。

白札(プレイヤー用カード)

フチが白いカードは、プレイヤーがゲーム中に手札として使用するカードです。

クエストカードとシナリオカード

「街」と「船旅」、マップごとに用意された2種類のシステムカード。B級ホラーなシチュエーションが待っています。

プレイヤーの手札、いわゆる「白札」は「拠点」と呼ばれるマップ上のポイント(7箇所のうち1箇所)で待機することで白山札からドローして補充できます。白山札の中には「シナリオが進展する=時間が経過する」カードが仕込まれています。
映画でもよくある、登場人物たちが籠城して生き延びようとしたり、脱出の準備をして時間を過ごすアレですね。
・・・ええ、そうです。
 「ここに居れば安全なのよ!」
と拠点にこもって良い手札を集めて貯めていると、状況が悪くなるように作られてます。
時には乏しい装備でもゾンビの中に飛び出していく蛮勇も必要です。

なお、「街」にゾンビが溢れていく過程は前日談として用意されてます。

武器カード

ゾンビたちと戦うための武器たち。モップ最強説。

映画で見かけるよくある武器はもちろん、新版では「HOTD(HIGHSCHOOL OF THE DEAD)」作中に登場する武器も封入されています。

資材カード

「街(客船)」のあちこちで見つかる「資材」。「合成ツール」と呼ばれる新しい手札を作り出すのに使用します。

クエストクリア(B級シチュエーションの達成)に必要な場合もありますが、「資材」カードといえばやはり「合成ツール」の制作でしょう。
通常、白山札に含まれる手札とは違う、強力なアイテムを作って「新しい手札」として山札に追加できます。
一度追加してしまえば何度でも手札として登場するため、早く作るほど使える回数も増えますが、判断ミスで思わぬ遠回りをすることも。
 「今ある素材でもxxxなら作れるね」
 「あの素材もあればこっちのツールも作れるんだけど・・・」
 「あそこのゾンビ・・・突破してみる?」
 「今の状況だと、こっち欲しいよね」

アクションカード

他カード群の効果を引き上げられるかどうかはプレイヤーの工夫次第。

「アクションカード」はキャラクターの行動やアイテムの効果を引き上げることができるので、うまく使えば「実にヒーローっぽい活躍」ができるでしょう。

黒札(ゾンビ用カード)

フチが黒いカードには、「街(客船)」を徘徊するゾンビの他、B級ホラーなバッドイベントを誘発するSPイベントなどシステム側で使うカードが主ですが、プレイヤーが使用出来る武器や資材も含まれます。

一般にゾンビが徘徊する「街」の中のほうが、強力な武器・資材の数ともに多く登場します。
荷物を持てる枠は決まっているので、単独で資材を持ち帰るとなると(手持ちの武器は少なくなり)無防備でゾンビの群れを突破する必要がでてきます。
そういうときは仲間のフォローに期待したいですね。

  1. DeadRunningの箱が重い原因。1kg弱あるんです…
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