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	<title>DeadRunning  |  たゆたう。</title>
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	<description>さあ、物語を紡ごう。</description>
	<lastBuildDate>Tue, 10 Jan 2023 07:42:20 +0000</lastBuildDate>
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		<title>夏コミc96参加について</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/1565</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 26 Jul 2019 22:33:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[DeadRunning]]></category>
		<category><![CDATA[イベント]]></category>
		<category><![CDATA[５人の国]]></category>
		<category><![CDATA[カードゲーム]]></category>
		<category><![CDATA[コミケ]]></category>
		<category><![CDATA[ドラクレシュティ皇国記]]></category>
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					<description><![CDATA[こんにちは。ボードゲームがご無沙汰になってきたcobinです。 ぽちぽちと艦これとFEHを遊ぶくらいなのでなんとかしたいですね。 さて、そんななか夏コミc96受かりました！ １）参加日：8/9（金）-１日目-【南４】電源 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>こんにちは。ボードゲームがご無沙汰になってきたcobinです。<br />
ぽちぽちと艦これとFEHを遊ぶくらいなのでなんとかしたいですね。<br />
さて、そんななか<a rel="noopener" title="コミケ公式" href="http://www.comiket.co.jp/" target="_blank">夏コミc96</a>受かりました！</p>
<p><span style="font-size: large;">１）参加日：8/9（金）-１日目-【南４】電源不要ゲーム <a rel="noopener" href="https://webcatalog.circle.ms/Perma/Circle/10004098/" target="_blank">ヌ－３６ａ</a></span></p>
<p>初の南館、電波が届かない、空調やばいという話なのでしっかり準備して臨みたいものです。</p>
<p><span style="font-size: large;">２）頒布予定について</span></p>
<ol>
<li><span style="font-size: large;">５人の国 &#8211; ドラクレシュティ皇国記 第二篇</span><br />
ゴシックなノリの吸血鬼もの。<br />
選帝侯の一人となって、宵闇の皇国での支配を強めていくお話です<span id='easy-footnote-1-1565' class='easy-footnote-margin-adjust'></span><span class='easy-footnote'><a href='http://cobin.peewee.jp/wp/archives/1565#easy-footnote-bottom-1-1565' title='少しだけ旧作DeadRunningと関連があります。'><sup>1</sup></a></span>。<br />
遊びにくかった部分をごっそり作り直し、「物語を作る」という点を重視して再構築しました。ソロ用ルールも用意したいところですが、ひとまず２人用で調整しています。<br />
冬コミc96版とは別のゲームになっておりますので、旧版をお持ちの方には交換（無償頒布）を考えています。</p>
<p>※掲載しているのは旧版のカードです（後日入れ替え予定）</p>
<p><a href="http://cobin.peewee.jp/wp/wp-content/uploads//2bdaa970b6a3428c8af69cfb7b61ebea.png"><img decoding="async" fetchpriority="high" class="aligncenter size-full wp-image-1517" src="http://cobin.peewee.jp/wp/wp-content/uploads//2bdaa970b6a3428c8af69cfb7b61ebea.png" alt="" width="200" height="330" /></a></p>
<p>村人や眷属など【必ず５枚で構成される領土（手札）】を使い、皇国内における二大派閥「赤派」「黒派」の支持を増やし、皇国に迫る脅威を退けながら、影響力を強め、後の世に伝わる歴史書「Ｄクロニクル（Chronicle of the Drăculești empire）」の記述を完成させるカードゲームです。</p>
<blockquote><p>　伝わるのがどんな歴史となるのか、真相は記述されているのか、それは数々の事件に関与し、皇国を牛耳るほどの影響力を持てるかどうかで決まります。<br />
後の世で語られる彼・彼女は、「年代記（クロニクル）」に記載される事件の数々をどのように乗り越え、「皇帝」となったのでしょうか。</p></blockquote>
<p><a href="http://cobin.peewee.jp/wp/wp-content/uploads//f6aab6fdec7c65eeea6ec477c279bf4d.png"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-1518" src="http://cobin.peewee.jp/wp/wp-content/uploads//f6aab6fdec7c65eeea6ec477c279bf4d.png" alt="" width="200" height="330" /></a></p>
<p>セットアップを簡単に、手札と場札を統一するなど盤面の情報量を減らして、カードを取ること、カードを組合せて「物語を作る」ことに専念できるようにしました。</p>
<p>手番は（１）カードを取る、（２）カードを勝利点に変える、２択がメイン、少し領主の育成要素があります。<br />
なお「脅威（メナス）」を撃退できない場合、そこでゲームは終了してしまいます。<br />
あなたは「歴史書の頁」を組合せ、どんな物語を演出できるでしょうか？</p>
<p><a href="http://cobin.peewee.jp/wp/wp-content/uploads//6234431eb60ead7a32c1c5ea4e890b04.png"><img decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-1519" src="http://cobin.peewee.jp/wp/wp-content/uploads//6234431eb60ead7a32c1c5ea4e890b04.png" alt="" width="200" height="330" /></a></p>
<ul>
<li>プレイ人数　：　２人</li>
<li>プレイ時間　：　２０～６０分程度</li>
<li>カードセット：　９０枚</li>
<li>他　：　マニュアル、領主ボード、専用スリーブ</li>
<li>頒布価格　：　2,000円を予定</li>
</ul>
<p>ご興味ある方、当日はぜひ手にとってみてください。</li>
</ol>
<p><span style="font-size: large;">３）お問い合わせ</span><br />
ご不明な点、ご要望などは<a title="お問い合せ" href="http://cobin.peewee.jp/wp/%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%81%9b" target="_blank">お問い合せフォーム</a>、メール：airauqaあっとgmail.com、twitter：<a rel="noopener" href="http://twitter.com/unnominal" target="_blank">unnominal</a>等をご利用下さい</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>再版について</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/1436</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 06 Feb 2018 06:31:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[DeadRunning]]></category>
		<category><![CDATA[イベント]]></category>
		<category><![CDATA[メダリオン]]></category>
		<category><![CDATA[コミケ]]></category>
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					<description><![CDATA[夏コミc94の決済〆切まであと2日となりましたが、まだ申し込みしておりません……申し込み前ではありますが、活動計画と再版について。 現在頒布している（在庫がある）のは、「メダリオン -ギガントマキア-」のみとなっておりま [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>夏コミc94の決済〆切まであと2日となりましたが、まだ申し込みしておりません……申し込み前ではありますが、活動計画と再版について。</p>
<p>現在頒布している（在庫がある）のは、「メダリオン -ギガントマキア-」のみとなっております。<br />
実のところ、先の冬コミc93で内輪用を除き手持ち在庫は無くなってしまいましたが、箱とカードの予備<span id='easy-footnote-1-1436' class='easy-footnote-margin-adjust'></span><span class='easy-footnote'><a href='http://cobin.peewee.jp/wp/archives/1436#easy-footnote-bottom-1-1436' title='印刷ムラがあるので持ち込み数を減らした分。'><sup>1</sup></a></span>が少しあるので、こちらを通販用に準備して頒布終了とする予定です（２月中、自家通販またはpixivのBOOTHを利用）。</p>
<p>再版があるとしたら、２つの拡張を作成できた時になりそうですが、ひとまずメダリオンはこれにて終了です。</p>
<p>（3/2追記）<br />
メダリオン在庫分の頒布について、残数も少ないためちょっと迷ってます。</p>
<p>　<br />
もう一つ、イベント等でたまーにお話を聞くのですが、「<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/452" target="_blank">DeadRunning</a>」について。<br />
カードセットの在庫は確認できたので、交換用の予備ボードと合わせてごく少数準備できそうです。<br />
ただし、キャラクターカードと外箱の在庫はなく、少しマニュアルの改訂もあるので<span id='easy-footnote-2-1436' class='easy-footnote-margin-adjust'></span><span class='easy-footnote'><a href='http://cobin.peewee.jp/wp/archives/1436#easy-footnote-bottom-2-1436' title='当初はDR読本と一体型のマニュアルになる予定でした。'><sup>2</sup></a></span>、上記メダリオンの準備が終わってからの作業となりそうです。<br />
順調にいけば2月末には通販の形で在庫復活させるつもりです。</p>
<p>進捗についてはこちらで随時報告するつもりですが、拡張キャラクター再版などご意見ご要望がありましたら、お気軽にお問合せ下さい。</p>
<p>※<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%81%9b" title="お問い合せ" target="_blank">お問い合せフォーム</a>、メール：airauqaあっとgmail.com、twitter：<a rel="noopener" href="http://twitter.com/unnominal" target="_blank">unnominal</a>をご利用下さい。</p>
<p>　<br />
なお、まだ夏コミc94に申し込むか分かりませんが、申込みに際しては新作の吸血鬼ものか、もう一つ別の新作のどちらかを準備する予定です。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>day 32</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/366</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 25 Dec 2011 14:01:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリスの落書き]]></category>
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					<description><![CDATA[この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。 物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。<br />
物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程度にお楽しみいただければ幸いです。</p>
<p>・老医師の日誌（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/23">day 1</a> ～ day 7）<br />
・トリスの落書き（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348">day 29</a> ～ day 35）</p>
<p>　<br />
<span id="more-366"></span></p>
<p>　<br />
&#8212;&#8211;</p>
<blockquote><p>サム　たんけん　たのしいね。<br />
いちばんうえの　へりぽと　たかいたかい。　きんきゅう　って　なになに。</p>
<p>かくへき　すごいの。おおきなかべ　ぎーっって　ごーって　うごくの。<br />
いやな人たち　はいれないの。　パパは　ちゃんと　はいれるよね。</p>
<p>あっちもこっちも　こうじ。　ゆか　なかったよ。　ふわふわすべりだい。<br />
もういっかい　おねがいしたけど　うえにはいけないの。<br />
また　こんど　だね　サム。</p>
<p>すべすべ　つるつる　だいほーる。<br />
お片付け　もうちょっと。　かけっこ　もうちょっと。</p>
<p>ゴホゴホする。　ママとかえろね　サム。</p></blockquote>
<p>&#8212;&#8211;<br />
そもそも彼女は子供が好きではなかった。<br />
隣でうれしそうに手をつないでいる「娘」は夫の連れ子ではあるが、それは大した問題ではない。<br />
むしろ、生む気の無かった彼女にはちょうどよかったのかもしれない。<br />
生まれつきの疾患持ち、それにあの汚らしい犬。手がかかって仕方ない。</p>
<p>夫は診療所に薬を取りに行ったまま戻らない。街は「奴ら」に覆いつくされたし、ここはもう船上、絶望的だ。<br />
…いや、夫は救助隊に救われたのではないか？街に残っていれば夫と一緒に助かったのではないか？そんな考えが頭から離れずイライラしていた。</p>
<p>だけど今は違う。</p>
<p>少し希望が出てきた。</p>
<p>最初は胡散臭い話かと思ったが、このとおり娘は元気になった。<br />
だったら、話を信じてもいいのではないか？<br />
夫には申し訳なく思うが、自分とこの子二人だけでやっていけるはずがない。<br />
誰だってこうした。当然のことだと思う。この子もそのほうが幸せだろう。</p>
<p>少なくともこの船は安全だ。<br />
「奴ら」は居ないし、乗り込めないように改造されていると聞いた。いざとなれば隔壁で区画を遮断して隔離できるらしい。<br />
その時が来ればヘリポートに行けばいい。その後のことも約束してくれた。</p>
<p>「ママーっ、はやくー帰ろー」<br />
いつの間にか立ち止まっていた。つないだ手を引いて自分を呼ぶ「娘」を見て、彼女は微笑んだ。</p>
<p>　</p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>day 31</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/361</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 24 Dec 2011 10:55:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリスの落書き]]></category>
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					<description><![CDATA[この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。 物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。<br />
物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程度にお楽しみいただければ幸いです。</p>
<p>・老医師の日誌（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/23">day 1</a> ～ day 7）<br />
・トリスの落書き（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348">day 29</a> ～ day 35）</p>
<p>　<br />
<span id="more-361"></span></p>
<p>　<br />
&#8212;&#8211;</p>
<blockquote><p>まだよる　サムに　お顔なめられて起きる。<br />
ママがタオルで　おはな　ふいてくれる　スッキリ。<br />
汗たくさん　ママ　くろねこさんのタオル　捨てちゃった。<br />
お熱さがった！　あのひと　けーなれい　おどろく。<br />
ママごきげん　トリスにこにこ　サムわんわん　お昼に少しおさんぽ！</p>
<p>おどうぐ見て　サムがワンワン！　めずらしい？<br />
ふたりて行っちゃう　トリスはしれないよ。</p>
<p>帰ってきたの　おでかけカバン　見せたげる。<br />
きらきら　おどうぐ　パパとトリスのたからもの。</p></blockquote>
<p>&#8212;&#8211;<br />
「この狭い通路で何してんの？」<br />
「何って…」<br />
ビルことウィリアムは目の前を走り去っていくチャーリーに問いかける。遅れて犬が通りすぎる。</p>
<p>「チャーリーはたまに変なのにモテるよな。」<br />
いつもの癖で鞄をかけ直そうとして、右肩と左脇の荷物を思い出す。整理した荷物を必要なところに届けるのが彼の今の仕事だった。<br />
「まあ、今までの宅配業と変わらないけどね。」<br />
独り言は、街中一人で届けて歩くウィリアムの癖である。</p>
<p>「これ、アリスさんからです。…ええ、配線のって言ってました。」<br />
最後の荷物を渡し、一度船倉へ戻ろうか、カフェの整理を手伝うか思案しているとチャーリーがやってきた。<br />
「おい、でかいの、何しに来た。」<br />
「やあ、ビル。<br />
　そこの通信室の整理と修理手伝ってくれって頼まれてね」<br />
先ほどウィリアムが荷物を届けた部屋をスパナで示す。<br />
「あの犬、よく吠えるよな…飼い主に似たのか。」<br />
「なんだろうね、犬の嫌いな匂いでもしたのかな？」<br />
ウィリアムはニカッと笑うチャーリーに何故か危機感を募らせる。</p>
<p>「犬はともかく、あの子とは仲良しになったよ。これのおかげで、」<br />
腰に下げた道具袋を見せる。<br />
「…お父さんの大切なものらしいけど、使い込まれたツールキット見せて貰っちゃった。<br />
　うん、元気になってよかったよ。」</p>
<p>「ま、せいぜいその子と仲良しになってくれ。俺はカフェの手伝い頼まれてるから行くわ。」<br />
歩き始めたウィリアムを見送って部屋に入りかけたチャーリーだったが、再び顔を出す。<br />
「あ、おーい！<br />
　ノームさんが下で待ってると言ってたぞ～」<br />
「聞こえない、知らない。やらなきゃいけないことがあるんだよ！」</p>
<p>　</p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>day 30</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/352</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 23 Dec 2011 12:38:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリスの落書き]]></category>
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					<description><![CDATA[この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。 物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。<br />
物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程度にお楽しみいただければ幸いです。</p>
<p>・老医師の日誌（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/23">day 1</a> ～ day 7）<br />
・トリスの落書き（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348">day 29</a> ～ day 35）</p>
<p>　<br />
<span id="more-352"></span></p>
<p>　<br />
&#8212;&#8211;</p>
<blockquote><p>すごく　あつい。</p>
<p>サムは　ママにひっぱって　あっちにいる。<br />
パパが　くれた　おどうぐ　ひとつだけ　もってる。<br />
つめたくて　きらきらしてて　だいすき。</p>
<p>ママは　おこってる。トリスが　わるいこだって。<br />
きょうも　あのひと　きてる。ママとお話ししてる。<br />
「やくそく」<br />
いいこに　してたら　パパ　くれよん　また　かってくれるかな？<br />
あかいのが　いいな。</p>
<p>サムが　ほえてる。おこられちゃうから　もう　おかたづけ。</p>
<p>あれ？　なんだか　いい　におい？</p></blockquote>
<p>&#8212;&#8211;<br />
「おかえり、セリーナ。どうだった？」<br />
「あー、チャーリー。んとね、母親にすごい剣幕で怒られたー。最悪ーっ。<br />
　トリスがすごい喜んでくれたからいいんだけどさー。」<br />
「サラさんも大変みたいだね。」<br />
「サラの診療所に通ってた子なんだよねー？<br />
　そのせいか分からないんだけど嫌われてるみたいねー。」<br />
「元気になるといいね。」<br />
「大丈夫！セリーナちゃん特製チーズリゾットは風邪なんか一発なんだからっ。<br />
　…今日のはとびっきりの効き目があるのよねー。」<br />
「そ、そうだね。」<br />
「セリーナ、手を動かせよ。」</p>
<p>相槌を打ちながらも手馴れた様子で荷物を運ぶチャーリーに対し、<br />
セリーナもテキパキと片付けるが、話し始めるとつい手が止まってしまう。<br />
片手を吊ったマスターの指摘はごもっともな話だ。</p>
<p>そうこうしながらも、さすがに二日目ともなれば、在庫の整理はずいぶんと進んだ。</p>
<p>カフェを出てあてがわれた船室に帰ろうとするチャーリーに声がかけられる。<br />
「ん…チャーリー。<br />
　ありがとね。これ後で食べてねー。それじゃ、また明日っ！」<br />
振り返るチャーリーの眼前に突き出される小さいけど温かい包み。微かにチーズの匂いがする。<br />
受け取ると同時に、彼女の元気の良さそのままにカフェの扉は閉じられてしまう。<br />
「closed．」<br />
大男に似つかわしい包を大事そうに抱え、カフェを後にした。</p>
<p>「セリーナ、閉めるぞ。」<br />
「はいぃっ！？」<br />
ゴソゴソとカウンター奥で作業していたセリーナの手元が滑ったのか、小さな破砕音がしてガラスが飛散る。<br />
「あっ、あっ！…す、すぐ片付けて行きますーっ。」<br />
「おう、待ってるぞ。」</p>
<p>「失敗したなあー。」<br />
手早く片付けると、焼却行きの袋に詰めて持ち上げた。</p>
<p>　</p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>day 29</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 22 Dec 2011 11:26:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トリスの落書き]]></category>
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					<description><![CDATA[この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。 物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>この「トリスの落書き」は、DeadRunningのＡシナリオ（街からの脱出）～Ｂシナリオ（船旅）の間の７日間を埋めるSSです。<br />
物語の始まり～Ａシナリオプレイ開始に至る「老医師の日誌」ともども、ゲームプレイのエッセンス程度にお楽しみいただければ幸いです。</p>
<p>・老医師の日誌（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/23">day 1</a> ～ day 7）<br />
・トリスの落書き（<a href="http://cobin.peewee.jp/wp/archives/348">day 29</a> ～ day 35）</p>
<p>　<br />
<span id="more-348"></span></p>
<p>　<br />
&#8212;&#8211;</p>
<blockquote>
<p>きのうは　たいへん　です。</p>
<p>トリスね　今　おふねに　のってるの。<br />
ママが　お熱　ひいたら　たんけんしていいって。<br />
きょうは　おとなしく　パパがくれたご本で　お絵かきしてなさいって。<br />
パパは　たいせつにしなさい　って言うの。</p>
<p>パパは　お薬もらいに　きのう　おいしゃさん　行った。<br />
きのうも　きょうも　おちゅうしゃしたのに　なんだかさむいの。<br />
でも　サムが　くっついてくるので　おふとん　あたたかい。</p>
<p>パパが　帰ってきたら　みんなで　どこに行こう。<br />
しかたないから　サムも　つれてってあげる　とくべつだよ。</p>
</blockquote>
<p>&#8212;&#8211;</p>
<p>親子にあてがわれた船室から看護師が出てくる。<br />
あちこち補強され、雑多に物が運び込まれた船内は歩きにくそうだ。<br />
清潔そうに見える看護服もよく見れば裾がほつれていたが、人々に向ける優しい笑顔は健在だった。</p>
<p>「なあ、サラちゃん、あの子悪いのかい？」<br />
「あら、ノームさん。<br />
　…とても珍しい病気なので。先生に処方していただいた薬はあるのですが、<br />
　今朝から熱が出てきたらしくて。」<br />
「かわいそうに。<br />
　どうもあの母親は気に入らねえな…あの子、父親の連れ子なんだろ？」<br />
「それぞれ事情はありますし…でも、できるだけ力になってあげたいですね。」</p>
<p>二人はしばらく黙りこむ。</p>
<p>「そういや、今朝方のあの光はなんだったんだろうな？」<br />
「街…よりは北の方、シティ近くの工場で爆発でもあったんでしょうかね？」<br />
「ま、考えても仕方ねえか…セリーナお嬢は元気かい？」<br />
「ええ、妹ならカフェの整理してると思います。昨日慌てて運び込んだ食料がそのままですし。」<br />
「そのうちまた一杯やれるのかな、へへへ」<br />
「お酒ばっかりじゃ…ダメ…ですよ？」<br />
「さて、仕事仕事…発電機見てくる途中だったわ」</p>
<p>挨拶がわりに手に持ったハンマーを振りながら去っていく。</p>
<p>「本当、かわいそうに…」</p>
<p>一人残ったサラはつぶやく。船内は薄暗く、ややうつむいたその表情はうかがえない。</p>
<p>　</p>
<p>　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>最強キャラは誰だ！？</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/53</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 09 Sep 2010 15:48:46 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[DeadRunning]]></category>
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					<description><![CDATA[DeadRunning登場キャラクター７人の中で最も使える、強いキャラは誰なんでしょう？ テストプレイでの様子と、システム面でのアドバンテージを踏まえて考えてみました。 ■キャラおさらい ＜火力自慢＞ Edward/エド [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>DeadRunning登場キャラクター７人の中で最も使える、強いキャラは誰なんでしょう？<br />
テストプレイでの様子と、システム面でのアドバンテージを踏まえて考えてみました。</p>
<p><span style="font-size:large;">■キャラおさらい</span></p>
<ul>＜火力自慢＞</p>
<li><strong>Edward/エドワード</strong>　「名手」　武器の使い方がうまい</li>
<li><strong>Franck/フランク</strong>　「愛銃」　尽きない・錆びない</li>
<p>居ると<strong>ゾンビが脅威に感じられなくなる</strong>のがエドワード。<br />
黒札３枚置かれた施設でも単独で突破できそう。<br />
瞬発力に優れる反面、武器カード頼りなのでSave/Chainアクション必須。<br />
一方、<strong>ペチペチと持久力自慢</strong>のフランク。<br />
ゾンビが増えないうちに仕留める拠点防衛や、他メンバーについて行くと武器の消耗が押えられます。</ul>
<ul>
＜立ち回り＞</p>
<li><strong>Charlie/チャーリー</strong>　「囮」　おびき寄せたり単独往復したり</li>
<li><strong>Serena/セリーナ</strong>　「偵察」　知らぬ間にピンチ回避</li>
<p>１人出かけてうっかり無傷で帰ってきてしまうチャーリー。<br />
クエストへの対応能力が抜群で、<strong>多くのクエスト難易度を下げることができる</strong>。<br />
火力には期待できないものの、ゾンビをおびき寄せて分断し、一つ一つ始末できるので安全。<br />
対策練ってから突撃できたり、連係できたりと<strong>使い勝手がよい</strong>セリーナ。<br />
１人身軽に出かけられるのはフランク、チャーリーと同じですが、後手に回らずに済むのが◎<br />
クエストへの対応もそれなり。ただ、火力は期待できず。</ul>
<ul>＜支援＞</p>
<li><strong>William/ウィリアム</strong>　「鞄」　アイテムたくさん、トスはお任せ</li>
<li><strong>Sarah/サラ</strong>　「看護」　知らぬ間にピンチ回避</li>
<p>エドワードやアリスといった消耗キャラを生かすウィリアム。<br />
所持数や手札の多さを利用した火力の高さも魅力。<br />
・・・まあ、<strong>大抵は他キャラに渡してしまってスカスカ</strong>ですが。<br />
黒SPイベント対抗、感染度操作と実は強力な能力なのにイマイチ目立てないサラ。<br />
<strong>脅威が脅威として猛威を振るわずに終わってしまうことも多い</strong>ので、助かっている実感がわきません。不遇。</ul>
<ul>＜どれでも＞</p>
<li>Alice/アリス　「研究者」　状況に応じた柔軟性</li>
<p><strong>火力が必要なら火力アップの合成ツールを作れば良い</strong>わけで、状況を読みつつ<strong>どの役目も務められる</strong>。他６人に相当する能力持ち・能力を再分配できるキャラと言える。<br />
その分だけ能力を発揮する為の準備が長く、連発もできない。</ul>
<p>　<br />
<span style="font-size:large;">■総括</span><br />
作った人視点ですが・・・<br />
　<span style="font-size:large;">３位 ● Charlie/チャーリー</span><br />
偵察なら自分が突っ込んでゾンビが出ても華麗に回避、<br />
火力が低いチームならゾンビを分断すればいい、<br />
クエスト対応能力が高い、<br />
と弱点が少ないのがポイント。ただ、プレイヤーの判断力・発想力に激しく依存するので３位。</p>
<p>　<span style="font-size:large;">２位 ● Edward/エドワード</span><br />
真面目な話、エドワードが居ればゾンビを恐れる必要が無いほどで、探索という名の突撃でなぎ払いつつ目的地を目指すパワープレイが可能（違うゲームになります）。<br />
アクションや武器供給が無い点、クエスト対応能力が低いのが欠点。</p>
<p>　<span style="font-size:large;">１位 ● Alice/アリス</span><br />
チャーリーに似た傾向がありますが、（合成ツールが量産でき）場面に応じた能力を自分のみならず仲間に与えられるのが優秀すぎる。<br />
欠点を挙げるとするなら、仲間の理解が無いと資材が集まりにくいので<br />
　<strong>チーム全体がゲームに慣れている</strong><br />
必要があること。</p>
<p>・・・とこんな結果になりましたが、他の方だとどんな感想なんですかね？<br />
次点（４位）はチャーリーに似た身軽さ＋毎ターンスキル使えるセリーナかなあ。<br />
　<br />
　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>day 7</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/29</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 27 Dec 2009 22:07:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[老医師の日誌]]></category>
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					<description><![CDATA[日誌はそこで終わっていた。 何年も使われていたのだろう…端の方は擦り切れている。 表紙の文字をなぞっているとあの時の父親の姿が思い出す。 「こいつは…」 ロビーに出た私たちを絶句させたのは患者たち…ではなく「奴ら」だった [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>日誌はそこで終わっていた。<br />
何年も使われていたのだろう…端の方は擦り切れている。<br />
表紙の文字をなぞっているとあの時の父親の姿が思い出す。<br />
「こいつは…」<br />
ロビーに出た私たちを絶句させたのは患者たち…ではなく「奴ら」だった。待合所は満員御礼、かなりの数だ。<br />
舌打ちした父はチャーリーと向き合って何か話している。<br />
私は子供たちをすっかり懐いたサラに預けると、テーブルの影に沿って進む。<br />
「…チャーリー、そいつをくれ」<br />
私が来るのを見かけた父は柱に隠れるように立ち上がり、不意に私に手を伸ばす。<br />
いかつい手の、でも優しく頬をなでる感触…突如、私は背後に突き飛ばされる。<br />
「ここは俺に任せて先に行けーっ！<br />
　さあ、こっちだ！かかって来い、化け物ども！！」<br />
父は、あの箱を持って駆け出す。片手にはチャーリーの持っていたショットガン。<br />
止めようとしたが、いつの間にかチャーリーが私の腕を掴んで放さない。<br />
「父さんが！！止めないと！！」<br />
子供たちを抱きとめているサラも悲しそうに首を振るばかり。<br />
父はショットガンで「奴ら」をなぎ払っている。<br />
…話にならない。多すぎる。<br />
二つ目の集団を吹き飛ばしたところでショットガンは放り投げ、脇にあったポットを振り回す。<br />
私は息子の手を取り、懸命に廊下を走る…ロビーは遠ざかっていく。<br />
…西棟の端の扉をくぐるとき、もう一度振り返る。<br />
父が、<br />
二人で作った、<br />
あの箱を…<br />
「奴ら」が群がる！！<br />
もう突き出された手と、あの箱しか見えない。<br />
扉を抜け、駐車場に差し掛かる頃、その小さな診療所は住民に奉仕する人生を終えた。<br />
私の身体はふわりと浮き、続いて重い痛み。<br />
…気が付いたとき、私は駐車場脇の茂みの中に倒れていた。<br />
チャーリーも、サラも、そして子供たちの姿もない。叫びそうになる衝動を抑え、慎重に私は立ち上がった。<br />
我に返ると、目の前にコップが差し出されていた。<br />
「大丈夫？」<br />
読みおえるのを待っていてくれたのだろうか？<br />
「ええ…日誌、ありがとう」<br />
お礼を言ってコップを受け取る<br />
あのあと私は街の一角にある(施設)に駆けこんだ。<br />
生きのびた住民が集まり、外部から助けを待ちつつ「奴ら」から逃れる手段を探す「拠点」になっている。<br />
希望が無く押し込められた生活は人々から生気を奪っていく。「奴ら」のようになる。<br />
私のただ１つの希望。<br />
子供たちは無事だろうか？<br />
診療所のことを聞いてみたが首を振るばかりだった。街のいくつかの施設は真っ先に「奴ら」に塗りつぶされたという。<br />
父の診療所はそのうちの１つ。希望は少ない。いや、これは私の願望…もはや妄執にすぎないかもしれない。<br />
作業小屋のように、診療所には外部の人間が知らないスペースがある。<br />
だから、父も子供たちも、きっと助けを待っている。<br />
私の父も、私の子供たちも、きっと、きっと、諦めない。<br />
私も諦めない。「奴ら」を振り払い、何度でも探しに行こう。<br />
これが私の「使命」になった。<br />
　<br />
　</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>day 6</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/28</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 27 Dec 2009 14:32:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[老医師の日誌]]></category>
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					<description><![CDATA[（xx月27日） 状況は・・・今がどういう状況なのか言葉に出来ない。説明しきれない。分からない。 いや、おそらくはかなり悪い。先ほどまで娘と「工作」をしていて、もう日が昇る時間なのに少しも眠れていない。 娘の入れてくれた [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<blockquote><p> （xx月27日）<br />
状況は・・・今がどういう状況なのか言葉に出来ない。説明しきれない。分からない。<br />
いや、おそらくはかなり悪い。先ほどまで娘と「工作」をしていて、もう日が昇る時間なのに少しも眠れていない。<br />
娘の入れてくれたコーヒーはすっかり冷めている。<br />
不恰好に板付けされた窓から差し込む太陽の光は、世界が平和に戻ったような錯覚を・・・それともこれは診察に疲れた私が見ている夢なのか？<br />
こんなときだというのに我が娘の発想と応用能力が誇らしい。昔、狩猟罠や外灯を教えながら作った頃を思い出す。ダメな親父だ。<br />
たまたま主要な素材はあったものの、あり合せでよくもまあ作り上げたものだ。<br />
（インクの汚れ）<br />
ドンッと壁から鈍い音。知れず緩んでいた歯をかみ締める。思わず投げつけてしまった。<br />
物音に、孫が走ってきた。手にはロッカーから出したと思われるモップ。傾いたヘルメットが重そうだ。<br />
「大丈夫だよ」と告げると彼は勇ましくモップを掲げて応える。モップは一昨昨日エドに貰ったシールで装飾されている。<br />
・・・その重い鈍器は、もう彼のものらしい。よろけてる。<br />
その姿に少し安堵する。<br />
ここへ来るにはみんなの協力が必須だった。<br />
昼前に院内に現れだした「奴ら」は・・・最初はあのナースたちだったように思う。それともカルロス？<br />
一緒に患者たちの間を回っていて異変に気が付いたサラ。<br />
子供たちのことを思い出し作業小屋で向かおうとする娘。<br />
既に奴らに支配されたロビーで、得物も無しに躍り出るチャーリー。<br />
襲い掛かった「奴ら」に、とっさに投げたハンマーが当たってくれた。<br />
チャーリーが西棟に「奴ら」をひきつけ、私たちは事務室横の扉から内庭へ。<br />
小屋に飛び込むと同時に扉を閉める。<br />
安堵した直後、激しく扉を叩かれて驚いたが・・・チャーリーだった。<br />
今ではすっかり寡黙で大人しい男になったが、かつてを思い出させるフットワークだった。<br />
逞しいな。病気で倒れるところが想像できん。<br />
私も若い頃なら・・・気弱に思えたサラも芯は強そうだ。<br />
いや、そんなことより、「奴ら」は肉体的に頑強と言うわけでもないらしい。銃なら簡単に損傷させられる・・・数を考えたら現実的ではないが。<br />
また、対処に当たっては初期症状を見逃してはならない。<br />
充血、発熱、発汗、咳など新型インフルエンザに似ているが、病気による消耗とは少し違う・・・そう、虚ろさがある。<br />
そうだ、忘れないうちに。<br />
メモ<br />
・取り扱い注意<br />
　ビルが間違えた荷が思わぬところで役に立った。<br />
ただし、回路は手動での着火を必要とする。所詮即興品か。<br />
薬品量が少し不安。相手が相手なので多めだ。<br />
・作業小屋は安全？<br />
　内庭を通った先。少し距離が離れているので奴らもあまりやってこない。<br />
　娘たちの買ってきた食糧、運び込んでおいた燃料やバッテリといった備蓄物。工具や資材も多い。<br />
壁に飾っていた銃はまだ使えそうだが弾薬がほとんどない。<br />
ここは通信手段が無い。<br />
センターの連中が居ないのに歯噛みしたが、ひょっとしてシティでの演習と言うのは？<br />
人数は孫たちを入れて６人。備蓄分を合わせてもあまり持たないかもしれん。<br />
孫が呼びに来た。食事交代。<br />
彼女の顔色は少し悪い・・・が健康だ。体力も十分ある。<br />
助けてくれる誰かが居ないなら、私がなんとかしなければならない、私が。<br />
　</p></blockquote>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>day 5</title>
		<link>http://cobin.peewee.jp/wp/archives/27</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[こびん]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 26 Dec 2009 14:44:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[老医師の日誌]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://cobin.peewee.jp/wp/?p=27</guid>

					<description><![CDATA[（xx月25日） ここに来てからずっとこの日誌をつけているが・・・正直、今日は何と書けばいいのか分からない。 後で見返すにせよ、この記録が役に立つかもしれないので書いておく。 メモ ・急変 　昨日から入院していたジムの親 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<blockquote><p> （xx月25日）<br />
ここに来てからずっとこの日誌をつけているが・・・正直、今日は何と書けばいいのか分からない。<br />
後で見返すにせよ、この記録が役に立つかもしれないので書いておく。<br />
メモ<br />
・急変<br />
　昨日から入院していたジムの親父さん。午前中に急変、逝去。<br />
　朝方にかけて病状進行？<br />
・蘇生？<br />
　片付けを頼んだナース二人が、死体安置室で遺体が動いた？<br />
　確認しようとして圧し掛かられる。よく分からない。<br />
・患者急増<br />
　ジムの親父さんに似た症状の住民が多数来院。<br />
　怪我をしたナースたちにも頑張ってもらう。<br />
　シティの病院も防疫センターも不通。<br />
目の充血、発熱、発汗、時折り咳。<br />
脱力感を伴い、気力は大幅減退。うつろな瞳。<br />
ジムの親父さんの所見は「貰ってこじらせたか」<br />
うちで預かることにした。<br />
開けて今日の午前１１時過ぎ。<br />
激しい痙攣と吐血、あっけなく親父さんは事切れた。スタッフは呆然。病室は<br />
孫たちがやってきて病室から離れなかった為、ナースたちに片付けを頼み、外に連れ出す。<br />
アレは何だ？シティの騒動もアレなのか？<br />
至急、感染症の対策を取らねば。<br />
準備とスタッフへの指示を終える頃、チャーリーと新米ナース・・・ああ、サラがやってきた。<br />
サラの顔色が悪い。<br />
安置室で片付けにあたっていたナース２人が遺体に噛まれた？内容を理解するのに１０秒ほどかかった。<br />
冗談かと思ったが・・・ちょうど顔を出したサラも追いかけられ、パニック状態のところにチャーリーが駆けつけた。<br />
椅子を持って飛び出したチャーリーは、手首を傷めるも遺体を殴り倒す。名誉の負傷。手当ては当然サラ。<br />
・・・しばらく作業は頼めそうにない。<br />
その後、夜半にかけて多くの住民がやってきた。<br />
みんな同様の症状。工場労働者も港湾関係者もその家族もみんな。<br />
あの２人のナースも包帯が覗く姿で汗を拭いながらがんばってくれた。<br />
もう午前３時になる。これを書いている。<br />
スタッフたちも症状の重い患者たちも一時の休息だ。<br />
私も休むことにする。明日はシティの巡回担当が来る日だ。何か聞けるだろう。<br />
　</p></blockquote>
]]></content:encoded>
					
		
		
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